推薦メッセージ

佐々木 恭子さん

フジテレビアナウンサー

フジテレビの人気情報番組「とくダネ!」で、小倉智昭さんの隣でいつもにこやかな笑みを浮かべ、絶妙なアシストをされている佐々木恭子アナウンサー。
当然、番組スタート以来、私(堀井真吾)とも長いおつきあいをしていただいています。
佐々木恭子さんがフジテレビの女子アナの枠におさまらず、報道人としての独自の路線を確立されようとしていることにかねがね注目してきました。
そんな佐々木さんから「物語シアター」について話をうかがうことができましたので、ご紹介したいと思います。 また、フジテレビのアナウンサーが行っている毎年恒例の朗読舞台「ラヴシーン」には、もう10回以上も出演されていて、朗読の持つ魅力と楽しさについて語って下さいました。


「朗読で語ることばには、とても力があって楽しい。そして聴く側にとっても、自由に想像して聴くことのできる楽しさがあります。
日常生活の中に情報があふれている現代社会において、私たちはことばを一方的に聞かされていると言っても過言ではありません。
人の話を自分の意思で聴くということが少ないように思います。だからかえって、朗読を聴く集中した時間がすばらしく、感動できるのではないでしょうか。
朗読というと、一見地味ですが、一回聴いてその楽しさと深さを知って欲しいと思います。
全てが用意され、整った環境であるより、かえって制約がある方が豊かになるんですよね。」

う〜ん、さすが恭子さん、含蓄のあるおことば・・・。

声と音だけで、こんな豊かな世界を作ることができる。 声の持つ魅力を味わってもらえたらと思っているんです。
堀井さんの始めた「物語シアター」に期待しています。ともにがんばっていきましょうね!」

と、やわらかな眼差しでコメントしていただきました。
そういえば、仏教のことばで、「声仏事を為す」というそうですが、それを思い出しました。

佐々木さん、改めて本当にありがとうございました。

堀井真吾